2015年2月17日火曜日

【その他】 出版記念セミナーと自分書評 その2

さて、本日はが僕が執筆した書籍「Maya実践ハードサーフェスモデリング:プロップと背景から学ぶワークフロー」についての自己書評です。

実際に製本され、手元に来て、一読者として読み返してみました。何度も何度も読み直した原稿ですが、改めて自分なりに読んでほしいポイントや本の特徴なども紹介できればと思っています。


まず本書最大の特徴は購入者特典のデータがダウンロードできると言う点です。これは私が実際にこの本のために作った生データです。

プロップ編で使用した最終モデル(リグ無し)と全テクスチャー、全マテリアル、一部PSD!
背景編で使用した最終データの一部モデル、テクスチャー、マテリアル、PSDです。
それにおまけ要素として、プリマテリアル作成に私が使用している、レンダリングオブジェクトをダウンロードして頂けます。

下記のような生データが購入者特典としてダウンロード頂けます。
本日より購入者特典ダウンロードも開始されました。(解凍にはパスワードが必要です。)



<プロップサンプルモデルとテクスチャー、マテリアル、一部PSDが付属>
<背景サンプルモデルとテクスチャー、マテリアル、一部PSDが付属>
<背景サンプルテクスチャー10001~1004 フルチャンネルで付属>
<背景サンプルモデル2とテクスチャー、マテリアル、一部PSD>


商用での利用は不可、著作権なども含めて著作はすべて制作の私に帰属しています。書面による同意なく、有償無償問わず二次配布を含めた商用利用は出来ません。あくまでも学習用にのみお使い頂けます。

ではでは、続いて本の中身です。まずは表紙です!!!INEIの富安さんのコンセプトアートを基にモデリング、テクスチャー、ルックデブを行いました。最終的な仕上げ、レタッチはFudeの原島さんが担当しました。
<表紙>

そして、なんとカバーを外し裏返してみると。。。。。カバーはパノラマポスター、裏表紙は田島君コンセプトのロボが登場します!
<表紙パノラマポスターと裏表紙>

序文では僕に強く影響を与えてくれた方々に本書を紹介して頂いています。

<序文>

本書ではツールの使い方やHOW TOなどはあまり解説せず、必要最低限に留めて言います。ツールを扱う以前の前準備や、僕自身がモデリングを行う際にどういったことに注意をしているか?などなども紹介しています。
<モデラーの考え方>

もちろん、各パーツのモデリング方法やどういったツールを使用したか?どういった考え方をして作業しているか?なども丁寧に紹介させて頂いています。
<ディティールモデルの作り方など>
<モデルのシルエットを形成する上での注意点や考え方>


日本ではあまり馴染みの薄いUDIMについても一通り紹介させて頂いています。

<UDIMについて>


UVの開き方やUVをどう組織することで、効率的にハイクオリティなテクスチャーが描けるか?なども紹介させて頂いてます。
<UVの組織化>

<UV展開例>


そしてリニアフローの基本概念やリニアフローにおけるテクスチャーの扱い方なども、基本編として紹介させて頂いています。
<リニアフローによるレンダリング結果>

膨大な情報量を含む背景アセットのアセットマネージメント事例、正しい工数を算出するための手段は?
<背景制作時のアセットマネージメント事例、工数算出例>

背景モデリング制作事例やテクスチャー制作事例、レンダリング事例など。
<モデリング制作事例>

<テクスチャー制作事例>

<レンダリング事例>

背景を効率的にクオリティアップされるためのドレスアップ方法の紹介。

<汎用パーツを利用したドレスアップ方法事例>
などなど!!!全404ページで紹介しています。ここで紹介させていた例は本の一部ですが、本編では出来るだけ丁寧に解説させて頂いています。基本的には現場目線でのシニアを対象とした書籍ですが、学生やビギナー、これから業界を目指したい方々を対象にした教科書的な書籍を目指しました。

とにかく盛り沢山の内容で各項目を紹介しています。とてもブログだけではお伝えできませんが、ぜひぜひ興味がある方は本書を手にとって読んで頂きたいです。決して安い本ではないですが、読んで頂いた方が満足して頂ける内容に仕上がっていると思います。

一部都内書店やネットショップなどでは販売、配送も始まっているようです。全国書店に並ぶのは20日以降との事です。 予約された方々にも20日過ぎにはお手元に届くのではないでしょうか?
そして、本日より購入者特典ダウンロードも開始されました。(解凍にはパスワードが必要です。)

皆様のレビューをドキドキしながら楽しみにしております。

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